こんにちは、あみんです。
・豪華客船で働く時に大変なことは?
・豪華客船で働くことを迷ってるけど…デメリットも知りたい!
世界中を旅行しながらお金を貯めながら英語で仕事が出来る。
豪華客船の仕事ですが、デメリットももちろんあります。
今回は、豪華客船で働くうえでデメリットになる部分をまとめてみました。
すぐに日本に帰国することが難しい
クルーズ船での勤務期間は、短くて6ヶ月、長いと9ヶ月間です。
6〜9ヶ月のあいだ、船で生活をします。
「明日、日本に帰りたい」と思ってもあなたは船の上。
冠婚葬祭で、急な休みが取れるわけもなく契約期間中は船で働かなければいけません。
友人や家族の大切なイベントに参加できないこともあるでしょう。
クルー用の求人にもよく「6ヶ月以上働ける人」という条件が書かれてたりします。
1日の労働時間が長い
クルーズ船の勤務形態はちょっと特殊です。
9ヶ月働いたら、2ヶ月まるまる休暇がもらえます。
なので、9ヶ月間の契約内では約2000〜2500時間働くことが決められていて
毎日10〜12時間働きます。
まる1日休みは取れないようになってます。
人によっては、クルーズ船での仕事は拘束時間が長いと感じる人もいるでしょう。
ちなみにあみんは、
クルーズ船の前に働いていたエステサロンが超絶ブラック会社で
1日12時間以上働くのは当たり前・休けい時間1時間取れたことがない・休日出勤も当たり前な会社で働いていたので
ラッキー?なことに、船の仕事をキツいと感じることはありませんでした😅
船の食事に飽きる
6ヶ月船の上で働いていると、食事がどうしてもルーティン化してしまいます。
陸で働いてると、自分の好きな時に好きな食べ物が選べる。
気分によってレストランを変えることもできるし、惣菜なんかも充実してますよね。
ですが、船の上では食べれる場所が決まってます。
クルー用の食堂か
ゲスト用のビュッフェに行くか
有料のレストランに行くこともできますが
レストランもせいぜい2、3箇所しかありません。
キャビンの中で自炊はできません。
船の航路によっては、契約期間中アジア料理が食べれないこともあります。
そんな毎日で似たような料理の繰り返しなので、飽きてきちゃうんですよね。
お寿司とかにぎり寿司・中華を船に持ち帰って食べてたりしたよ! 後は、即席のみそ汁をたくさん日本から持ってきて、たまに飲んでた!
どうしても、日本の食べ物が恋しくなるので
即席で飲めるみそ汁や長期間保存できるお菓子、干し梅とか乾燥系を持っていくといいですよ!
インターネットが自由に使えない
船でもインターネット使えるんですけど、有料なんです。
使い放題プランではなく、時間制で買わなきゃ行けない。
200MB 20ドル 600MB 40ドル
1GBにも満たない容量で4000円ちょっと……決して安くはありません。
動画なんて見ようものならすぐ消費しちゃいます。
クルーにもよりけりで、節約したい人は極力インターネットを使わないようにオフラインで出来るゲームを楽しんだり、本を読んだり。
料金なんてカンケーねー!インターネット使いたいんだ!っていうクルーは
カードを買い足しては毎日のように使ってる人もいました。
しかも、海の上なので電波は航路によって微弱なことも多いです。
3本wifiの線が表示されてるのにすごくスローだったり。
インターネットが自由に使える私たちの普段の生活から考えると
不便に感じるかもしれません。
マネージャーによって天国にも地獄にもなる仕事
いろんな国の人たちと働くということは、思ってるよりも複雑なことも多いです。
国民性も違いますし、仕事に対する取り組みかたも国によってさまざまです。
クルーズ船で働いてみて感じたのは、上司が誰になるかで仕事や生活に違いがでること。
私は、2人の上司と一緒に働きました。
1人目は、アジア圏出身の真面目な上司で根のいい人。
厳しい人でしたが、国籍や年功序列など関係なく
全てのメンバーを同等に平等に見てくれる人でした。
2人目は、英語圏の20代の上司。
明らかに同じ出身国の子たちと、他の国出身の子たちとの扱いが明らかに違い
いろいろ苦い経験をしたのを覚えています。
彼女が上司のときは、ろくに休みももらえませんでした。
上司も1人の人間なので、相性の合う合わないもありますが、
それよりも船の中では「上司のルールが絶対」なところがあって、
上司のやり方しだいで「黒」が「白」に変わることもあります。
出身国に対する考え方・国民性や価値観の違いなど複雑なことが混ざり合って起こりうるこの問題。
船で仕事をするうえで避けて通れない問題です。
船酔いしないとは言い切れないクルーズ船の揺れ
船で生活をする上で、心配なのが「船酔い」。
1度体験すると分かりますが、
「豪華客船の揺れ」と「フェリーや車の揺れ」はまた違う揺れ方です。
豪華客船は、まっすぐ歩けないほど自分が揺れているのが分かるくらいの大きな揺れです。
また、気圧や気候・その日の体調によって「船酔い」になりやすくもなります。
https://amin01.com/2017/06/01/cruise-seasick/
1人の時間がほとんどない環境
船での生活は、同僚と2人部屋で共同生活をするクルーがほとんどです。
職種やポジションによっては、1人部屋で生活できるクルーもいますが、
ほんとにごく一部。
https://amin01.com/2019/04/06/luxury-liner-crews-cabin/
休みの日は別々になるように上司がシフトを組みますが、
それでも同じ部屋で毎日寝泊まりするので、
カンペキに1人の時間が取れるのは難しいです。
よっぽどの自己中だったりワガママな相手でなければ、
ルーミーとの問題はそんなにないですが、
小さな積み重ねがストレスになりうることもあります。
相手に歩み寄ることや妥協も多少必要ですが、
ルーミーによってだいぶ船の生活が変わってくることは間違いありません。
まとめ
乗船する前に、いいところばかりだけでなくデメリットを知っておくことも大事なこと。
船で生活していると大なり小なり問題はたくさんでてきます。
ストレスにならないほうが、稀だと思ってもらっていいくらい。
共同生活だし・他の国の上司や同僚と働くことは簡単ではないし・インターネットは使い放題ではないし・食事の問題・船酔いもあるかも……
あげたらキリがないのですが、
腹をくくって楽しめば、あんがい耐えられられるものです。
ストレスにも代えがたい
他の人にはできない貴重な経験ができるから!
後悔のないようクルーズ生活楽しみましょう!
あみん