こんにちは。あみん(@amin78351841)です。
最近ようやくヨーロッパ生活になれてきた管理人です。
あなたの海外で働きたい・暮らしたい理由はなんですか?
自分のスキルを違うステージで試してみたい。
グローバルで通用するキャリアを構築したい。
多国籍の文化にふれてみたい。
英語をもっと話せるようになりたい。
海外で働くことが夢だった。
パートナーが他国籍の人で移住を考えている。
それと同時に、海外で働くことに
新しい土地や日本とは違う場所での期待や海外在住に対する憧れや好奇心
もあるのではないでしょうか。
海外で働いて、暮らす。
海外の友達も出来て英語もしゃべれてグローバルに生活する。
華々しく見える生活ですが実際には
理想と現実は違うものだと身にもって感じてます。
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私自身、豪華客船でクルーとして働いた経験を持ち、
今現在もヨーロッパ・セルビアで現地の人たちと一緒に働いています。
クルー時代も、現在の職場も日本人はわたし一人です。
そこで今現在、海外で生活している私の経験から
海外で働くことを考えているあなたに、
海外へ行く前に知っておくべき心構えをまとめてみました。
これから海外で働こうとしている、もう行くことが決まっているのであれば
いち経験談として気軽に読んでみてくださいね。
その国の人達の国民性を知ること
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まず、海外で仕事をする上で重要なことが
その国の人たちの国民性を知ること。
国民性とは例えば日本人なら、
まじめで時間を守る・集団行動をとる傾向がある、
シャイ、新しいものに対して順応性が高い。
というようなこと。
国民性は国によってさまざまで、生活や習慣につながりますが
それは仕事に関する価値観にも関係してきます。
日本と似ていて勤勉な国民性であったり、
日本とはまったく違う考え方の国だったり。
自身の体験から
海外に来て当初つまずく問題のほとんどは、国民性の違いから来ると思っています。
日本と似てるなら、きっと慣れるのもそう難しくはないでしょうけど、
大抵の国は考え方・取り組み方が違うのが当たり前です。
国によっては日本のようなしがらみはなく奔放で振り切ってるような国もあったりするので、一方的な見方をしたら日本よりも海外の方が暮らしやすいのかもしれません。
ですがしがらみが無いぶん翻弄されてしまうこともあります。
私も幾度となくあらゆるシュチュエーションでの
常識にビックリした経験があります。
当たり前なんですが、
他の国で
日本で培った日本の常識は通用しないんですよね。
そんなのわかってたはずなんですけど、
20何年も日本で生活していて染み付いてしまった
「日本の当たり前」をフラットにして他のやり方を受け入れるのって
思っていたよりも大変でした。
逆にここで順応できないと、海外で働くのは難しいかもしれません。
はじめは、戸惑うかもしれません。
特に留学や海外生活経験がないと、
全く違う国民性にビックリすることの連続です。
やり方や取り組み方が違いすぎて、
小さなことがかえって大きなストレスに感じることもあります。
対応としてはフレキシブルに考えること。
自分の常識は他人の常識ではありません。
他の国で暮らすということは前提として相手に合わせることが大切になります。
国民性がわかれば考え方の違いも理解できますし、
「こういう考え方をする国の人たち」と理解していれば、
順応するのも早いです。
ブレない自分の意見・判断をもつこと
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海外に行って他国の人たちと仕事してみて改めて感じたことが、
日本人は仕事をするにあたって
他の人に対して協力的で秩序を守る傾向があり
チームワークを大切にする人が多いということ。
協力的なのはいいことですが、協力的な割りに
足を引っ張る、出る杭は打つみたいな風習もありますよね。
海外では、あまりそういう人は見かけません。
協力的ですが仕事分担に関しては
相手は相手、自分は自分と割り切って仕事をします。
現状に満足して任されたことをこなすだけの人もいるし
逆にもっとスキルを伸ばしたいと行動すれば成長も出来るし
自分の責任次第な環境です。
ただ、私が出会った人の中には
できるなら楽をしようと考える人もなかにはいます。
(というかあまり深く考えてないだけかもしれませんが)
他の仕事を手伝うのは当たり前だしと、
日本の感覚のまま仕事すると
他の人は手抜きして気づけばいつのまにか違う人の仕事もまかされてる!ってこともあったりします。
海外就職って、実際にやってみると地味な苦労の連続です。昼休みの会話に入れず一人でランチを食う時期があったり、要領のいい同僚に体よく仕事を押し付けられたり、会議でも言いたいこと言えずダンマリだったり。バラ色の生活なんてどこにもない、と腹くくって来ることをオススメします。
— 松井博 (@Matsuhiro) 2018年2月26日
同僚たちとのチームワークや同調する気持ちは大事ですが、
これは違うだろ?疑問や理不尽すぎると思うことがあれば
はっきり自分の意見を伝える。
周りの動きを待つのではなく自分で判断する。
日本では波風立てないように穏便に人間関係を保とうとするところもあるのですが、
海外では自分の意見ははっきり伝えないとまわりは理解してくれません。
少しくらい自分勝手で図々しいくらいがちょうどいい。
普段からブレない自分の考えを持つことが大事です。
否定しない・受け入れる順応性
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国民性を知ることとつながるのですが、
日本とちがう文化、考え方、生活習慣、食生活など、その国のあり方を受け入れることが大事です。
日本は、他の国と比べてあらゆる分野で利便性が高く発展している国です。
例えば住む国によっては
文化によっては閉鎖的な部分があったり他の文化を受け入れない国もあります。
まだまだ発展途上の段階で、インフラが整っていなかったりという原因もあるでしょう。
日本が当たり前だと思って
今の生活に慣れてしまっていると、はじめは新鮮な海外生活でも
しだいにどうしても日本の便利さと比較をしてしまいます。
「日本だったら○○なのに…」と
閉鎖感や不便さを感じてフラストレーションも時にはあるでしょう。
文化が違いすぎて、日本に帰りたくなるかもしれません。
私も実際、身にしみて感じた問題でした。
そもそもアジア圏でもないので文化も全く違えば食文化も全く違う。
お世辞にも先進国でも大きな国ではないので
日本のものもないですし情報も入ってきません。
ですが、
過多な情報が無いぶん、自分で知りたい情報を自分で選んで知ることが出来ます。
日本のメディア側だけでなく英語とセルビア語のニュースから
それぞれ違った観点から世界と日本の情報を得るようにしています。
日本のように時間に追われることなく満員電車のストレスもなく、
自分の時間を有意義に過ごせる今の生活が私は好きです。
何事も否定するのは簡単です。
欠点ばかりを気にして批判ばかりしていても現状はなにも変わらないです。
ただせっかく自分が選んだ道がつまらないものになってしまう。
自分が選んだその国をどう受け入れるか。
自分自身と向き合うことが大切です。
日本にいたら出来なかった経験が出来ることに感謝できること、
どれだけ自分がその文化を受け入れて楽しめるかが重要です。
何事もポジティブに考える思考を持つ
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海外で仕事・生活をしている人の共通点だと思います。
「とにかくポジティブ。」
海外生活をする上で、ポジティブは最大の武器になるといっても過言ではないほど。
海外で生活すると、すべてが予想できないことばかりです。
特に来てはじめの頃は、苦労や戸惑うことも多いでしょう。
小さなことでストレスを感じたり、
なじめない自分に自己嫌悪を感じてしまったり、
まわりに誰も理解者がいないと孤独を感じてしまったり、
自信をなくしてしまったり。
嫌なこともたくさん出てきます。
ですが経験はすべて成長の糧となります。
苦労や嫌なことをネガティブに捉えてしまえばそれまでですが、
なにごとも「成長」と「ギフト」だと思うこと。
「神様は乗り越えれない試練は与えない」という言葉がありますが
そのとき経験したことはすべて意味あるもの。
「小さなことだったな」「あの時経験して良かったな」と思える時が来るはず。
落ち込んだときはつらいですが、
「ま、いっか!」と常にポジティブに捉えるように意識することと、
「明日は明日の風が吹く!」とフットワークを軽くしておくこと。
それくらいのメンタルの強さが時には大事です。
まとめ
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私が体験したことから、海外で働くための心構えを書いてきました。
海外で生活した人皆が1度は感じたことはあるだろうと(勝手に)思っています。
けれど、やっぱり未知の世界は面白いし、
知ってみて自分の人生が損することはないです。
海外で生活してきて、
うんざりした事や凹んだことはたくさんありましたが
「日本に残っていればよかったな」と来たことを後悔したことは一度もありませんでした。
あなたにもしもチャンスと気持ちがあるなら、
是非海外に行ってみることをおススメします。
他の国との垣根がこれだけ引くなっている昨今、
「日本は日本」「海外は海外」と決めつけるのはもったいない選択。
もしかしたら、1年後の今日は違う国にいてちがう経験をしているかも🙂
amin