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【新生児の吐き戻し】ミルクの吐き戻し対策で実践した3つのこと

吐き戻し記事・アイキャッチ

新生児の母乳やミルクの吐き戻し。

うちの娘は、生後まもない新生児の頃から母乳をよく吐いていました。

毎日・毎回授乳のたびに吐いてました。

出産するまでは、まさか自分が吐き戻しに悩むなんて全く思ってなかったです。

あみん
あみん
赤ちゃんがこんなにミルクを吐くなんて知らなかったよ!

たった今飲んだ母乳を全部残らず吐いた!?

と思うくらいの量を勢いよく吐いた日もあって、

何か異常があるんじゃないかと本気で疑いました。

また吐かしてしまうんじゃないかと思うと、授乳するのも怖かった。

そんな娘の吐き戻しをどうにか止めたくて、
いろんな対策法を調べて実践してトライ&エラー。

正直言うといまだに吐きます。
(この記事を書いている現在・娘2ヶ月)

赤ちゃん 吐き戻しうつぶせの練習中にもよく吐き戻してました。

ここでは、

  • 吐き戻しの種類
  • 娘の吐き戻しの原因
  • 吐き戻しに悩んだ私が実際に実践したこと
  • 吐き戻しが多い赤ちゃんへの注意点

など、私の体験と調べたことをまとめてみました。

吐き戻しの種類

毎日吐き戻すうちの娘。 3タイプの異なったミルクを吐き戻してました。

  1. ミルクそのままの状態をたらーっと吐く
    口に含んでたミルクがそのまま出てきた状態
  2. ベタッとした唾液とミルクが混じったもの
    ゲップした時に一緒に勢いよく吐くことが多いです
  3. サラサラ透明の胃液と一緒に紙くずのような粒状のミルク
    授乳から1・2時間たった後に吐くとこのタイプ

これらの3種類のミルクなら
いわゆる、あかちゃん特有の吐き戻しです。

吐き戻した後の赤ちゃんの様子が、

なにごともなかったようにケロッとしてる
おしっこ、うんちの回数が通常通り 
嘔吐したのがミルクだけ
次の授乳でもよく飲む
順調に体重が増えている
泣かない

なら大丈夫です。

うちの娘は毎日どれかしら吐いてます (・∀・;)

ドバッと大量のミルクを吐いたときは ②の状態のミルクでした。

それでも、 1ヶ月・2ヶ月検診ともに1kg前後の体重増加で一安心。

新生児の時期に吐き戻しがあっても
体重が増えていて、日に日に肌ツヤが良くなっているのなら心配いりません。

ただ、他の疾患や病気の症状として吐き戻しが起きることもあります。

ひとつは、過飲症候群かいんしょうこうぐんと言って、母乳の飲みすぎによって吐くケース。
私の娘はこれでした。

その他には、生まれつきや赤ちゃん特有の疾患から吐き戻しが起きるケース。

吐き戻しと一緒に他の症状が出たり、明らかにいつもと違う状態なら注意が必要です。

吐き戻しから考えられる他の疾患しっかん

胃軸捻転症いじくねんてんしょう

赤ちゃんの未完成な胃の特性による胃のねじれのこと。

新生児・乳幼児の胃は固定されてなく動きやすくなっているため、 胃軸捻転症いじくねんてんしょうが起こりやすいです。

胃がねじれて食道を圧迫するので、お腹にガスがたまりやすくなります。

たまったガスをゲップとして無理に出そうとして、ミルクを吐き戻ししてしまうそうです。

症状
  • ゲップが出ない
  • ミルクの吐き戻し
  • 寝かすと機嫌が悪い
  • お腹が張って大きくなる
  • おならをほぼ1日中している
  • 食欲不振
  • 1日中泣いている
なりやすい時期 新生児〜乳児初期
治療法
  • 基本的には手術は必要なく、経過観察
  • 生後2・3ヶ月、胃が固定されてくると自然と治る
参考サイト

ヒルシュスプルング氏病

生まれつきもった内蔵の疾患。
腸を動かす「神経節細胞」が欠けていることから腸の運動が上手くいかず、腸の内容物が肛門側に通過できない病気。
年間1/5,000人の割合で発生する病気。

症状
  • 嘔吐
  • お腹の張り
  • ひどい便秘
なりやすい時期 新生児期(出生後28日未満の乳児)
治療法
  • 浣腸などで排便を促す
  • 手術が必要
参考サイト

新生児が吐き戻しをする原因

特別な疾患がないのに、新生児が吐き戻しをする原因は次のとおり。

  1. 逆流しやすい胃(とっくり型)
  2. ゲップが出ていない
  3. お腹にガスが溜まっている
  4. 便秘気味である
  5. 母乳の飲ませすぎ
    (過飲症候群)
  6. そもそも吐きやすい体質である

娘の場合は、そもそも吐きやすい子だったのとその他の原因が重なって吐き戻しが起きてました。  吐きやすい胃の形・体質と母乳のあげすぎが重なり吐き戻すという悪循環になっていたんです。

吐き戻しを克服するためにしたこと

吐き戻しを全く無くすことは無理でも
なるだけ止めたくていろいろ実践してみました。

実践してみて効果があったこと・無かったことは次のとおり。

吐き戻し対策① ゲップ出しを極める

吐き戻し防止の基本「ゲップ出し」。

赤ちゃんって呼吸するのがヘタクソで、
泣いただけでもお腹に空気をためちゃうらしいです。

ゲップを出してあげないと、空気と一緒にミルクが逆流して吐き戻しが起こります。

よく吐き戻しする赤ちゃんは授乳後だけじゃなくて、
いくらでも出せる時に出せるだけゲップ出ししてあげたほうがいいです。

  • 片乳授乳ごと
  • ゲップ出さずに寝て起きた時
  • 縦抱っこしたタイミング

あみん
あみん
のようなタイミングでゲップを出すようにしてあげると吐き戻し減りますよ!

けど、ゲップ出しって簡単そうに見えて難しいんですよね。

私も最初の1週間はほとんどゲップ出せなくて、娘もそのまま寝落ち…のパターンが毎晩。

寝てる間に吐き戻して窒息してしまうんじゃないか…とハラハラしてました。

オススメなのが横抱っこのゲップ出し。
参考にさせてもらった動画がこれです

この方法でやってみたら、ふにゃふにゃの新生児でもゲップ出るようになりました!

あみん
あみん
縦抱っこでゲップが出ないママさんは試してみて!

横抱きでも上手に出ないときは、この方法も試してみてください

吐き戻し対策② ガス抜きマッサージ

ゲップ出しは吐き戻し防止に有効ですが、
初めのうちは頑張ってもゲップが出ないこともしばしば。

そんなときは「ガス抜きマッサージ」が効果的です。

ゲップとして出なかった空気をおならとして出してあげます。

赤ちゃんとのスキンシップにもなるし、
体を使って五感を刺激してあげると脳の活性化や発育にも良いそうです。

私は、新生児の時から始めて今でも毎朝の習慣として続けています。

特に効果があったマッサージを3つ紹介します。

あみん
あみん
試してみてくださいね!

①お腹をはさんでゆらゆ〜ら

写真では片手ですが(写真が撮れなかった汗) 両手ではさみます。

 写真のように肋骨の下のお腹を両手で優しくはさんで、
左右にゆらゆら揺らしてあげます。

圧は入れないで、ゆったり挟む程度で大丈夫です。

画像で見ると分かりやすいです。

参考・赤ちゃん便秘コム

②「の」の字マッサージ

定番のガス・便秘対策のマッサージ。

参考・赤ちゃん便秘コム

③足こぎ体操

屈伸させることで、腸に刺激をあたえます。

参考・赤ちゃん便秘コム

2ヶ月を過ぎてくると、腸が発達してきて便秘になりやすい赤ちゃんもいます。
便秘予防にも毎日のマッサージはオススメです。

あみん
あみん
便秘と言ったら、綿棒浣腸めんぼうかんちょう。実際するのって怖くないですか?私は怖いです…なので、便秘にならないように毎日マッサージで予防してます。

対策③授乳をコントロール

吐き戻しの原因で意外と多いのが「母乳のあげすぎ」。

私も母乳あげすぎでした。

母乳のあげすぎの理由って2つあって、

母乳をあげすぎてしまう理由
  1. 母乳の出がよすぎる 
  2. 泣いてる理由がおっぱいだと思って授乳してしまう

です。

私は母乳量が多くて、授乳中に娘がいつも必ずむせるほど出てました。

なのに、
娘が泣いている理由がわからず、
もしかしてまだお腹空いているのかも?と
新生児から1ヶ月間、泣くたびにおっぱいをあげてしまってたんです。

baby-crying

新生児の頃から、泣かない親孝行な赤ちゃんだった娘。
泣くときは、お腹が空いたときくらいでした。

それが、生後3週間目から決まって夕方5時から泣くようになり、
寝る前の授乳後もグズってなかなか寝付いてくれない日が続くようになりました。

私も旦那も娘が泣く理由が分からなくて、前の授乳から2時間も空いてないのに、

「まだお腹空いてるのかな…?」とお腹いっぱいになった娘に更に授乳してました。

娘も乳首をくわえると落ち着くのか泣き止むので、
いつのまにか毎晩、娘が寝落ちするまで授乳することが寝かしつけの方法となってました。

30分以上授乳していたと思います…。

そしたら、娘が飲んだばかりのミルクをドバッと吐く日が数日出てきて、
大量に吐くのにもかかわらず、お腹は常にカエルのようにパンパン。

生後1ヶ月の時の娘のお腹。
常にこの状態でした。
明らかに母乳の飲みすぎでした。

母乳・ミルクのあげすぎによる「過飲症候群かいんしょうこうぐん」の症状でした。

https://amin01.com/over-feeding/

このお腹の写真を見るたび、苦しかったんだろうな…と今でも娘には申し訳ないです。
分かってあげられなかった自分が恥ずかしいです。

あみん
あみん
この出来事から授乳をコントロールするようにしたよ!

片乳授乳で飲み過ぎないようにした

まずは全体の授乳時間を減らしました。

コントロール前

朝夜関係なく、毎回10分ずつ両乳あげていた(計20分)

コントロール後

  • 朝イチの授乳
    張りやすい方を10分・もう片方を5分
  • 日中
    おっぱいの様子をみて片乳だけ授乳(7〜10分)

※おっぱいの張りが両方強いときは5分ずつ両乳飲ませたり、
張りがある方を先に飲ませるなど工夫しました。

ただ片乳授乳は、乳腺炎になりやすいリスクもあるので
自分のおっぱいの張りを見ながら無理なく行なうことが重要です。

後乳を飲ませて授乳間隔をあけた

「前乳」と「後乳」って知っていますか?

飲ませ始めのおっぱいを「前乳」、飲ませ終わりのおっぱいを「後乳」といいます。後乳は、たんぱく質、糖質、免疫物質、ミネラルなど主要な成分はほとんど変わらないものの、脂肪の濃度が濃く高カロリー。赤ちゃんの血液の流れをよくし、脳の発達、視神経や網膜の働きを活性化させ、アレルギーの予防改善にも大切な成分が含まれていることが立証されています。

ベビーカレンダーより抜粋

後乳には脂肪が多く含まれている分、
腹持ちが良く赤ちゃんが満足できるように作られています。

後乳を飲ませるように意識して、授乳間隔を最低でも2時間半はあけるようにしました。

あみん
あみん
授乳時間と間隔を調整することで、
まずはぐずったり泣くことがなくなった!吐き戻しの回数も軽減されたよ!

 

授乳以外のあやし方を試してみる

赤ちゃんは「泣いたらおっぱい」ではなく、
他の方法を試してみると案外泣き止むことも多いです。

あみん
あみん
私も、寝る直前の授乳が終わったら抱っこかお腹トントンで寝かすように寝かしつけ方法を変えたよ!

定番なあやし方をまとめてみました。

【おっぱい以外の泣き止ませ方法】

  1. 抱っこでゆらす(縦揺れオススメです)
  2. バランスボール
  3. 抱っこ紐
  4. おくるみ
  5. バウンサー
  6. おしゃぶり
  7. 部屋の温度を調節する
  8. 部屋の中を抱っこして歩く
  9. 窓を開けて外の空気を当ててみる
  10. おむつを替えてみる(リフレッシュ・気をそらす)
  11. 違う部屋に連れていってみる
  12. お風呂の時間が近ければお風呂に入れる
  13. 泣き止む音楽(ドライヤー・ホワイトノイズ・ポイズンなど)
  14. 洋服を1から着替え直してみる(気をそらす)

うちの娘は、お風呂に入れるか外の風を当ててあげると泣き止みます(*゚▽゚*)

新生児のうちは、どうしても泣き方が全て似ているので
「どうして泣いてるのか」の判断が難しいですが、
おっぱい以外で泣くことがあるのも忘れちゃいけません。

おっぱいが欲しいんだろうと思ってるのは、案外私たち大人だけかもしれません。

【効果ある?】吐き戻し防止枕を使う注意点

初めて大量のミルクを吐かれたときは旦那も私も怖くなって、
その日のうちにネットで「吐き戻し防止枕」を購入しました。

【吐き戻し防止枕とは】
傾斜がついた大きめの枕。
頭の位置を胃より高くすることで胃からの逆流を防ぐ。

吐き戻し防止枕

私たちが購入したのは写真のようにシンプルなタイプ。

ですが、今まで使ったのは1度だけ…。

あみん
あみん
夜、寝てる間の吐き戻し防止として使えると思ってたんです。

いざ、買ってみると説明書きに

「睡眠時の使用は避け、保護者の目が届くところでお使い下さい。」

と書いてました。

この注意書きがある吐き戻し防止枕が多いです。

なんでも、
傾斜があるので赤ちゃんがずり落ちやすく、
布団やうつぶせなどで窒息の危険があるとのこと。

夜間、使っている人もいるみたいですが、
あくまでも使う人の自己責任で使ってるようです。

日中、試してみましたが、たしかにずり落ちてきます(・・;)

吐き戻し防止枕使用まっすぐ置いて寝かせたのですが、少し経つと斜めになってきてました。

あみん
あみん
夜、使うの怖いな…

夜中の寝てる間に吐き戻し防止として枕が使えるなら便利だな。

と思ってたんですが、

ずり落ちてしまうのは怖いなと思って使わないでいたら、
昼間も自然と使わなくなりました σ(´ x `;*)

ネットでの口コミによると、
吐き戻し防止として効果はあるようなので使い方次第では便利です。

【こんな人にオススメ!】

  • 授乳後の抱っこで腕が痛いのをどうにかしたい
  • 日中、いつも目の届く所に寝かせている
  • 授乳後のおむつ替えや着替え
  • 赤ちゃんのゲップがなかなか出ない
  • 赤ちゃんの鼻づまりが気になる

あみん
あみん
娘も大きくなってきたし、鼻づまり防止や呼吸の助けにもなるみたいだから、
これから時々使おうかなと思ってます!

まとめ

新生児のミルクの吐き戻しを防ぐコツは、

新生児の時期ががいちばん吐き戻しが多いです。

ですが、毎日の習慣や少しの気遣いで吐き戻しの回数は減らせます。

「ゲップ出し・おなら出し・授乳コントロール」で、ママが赤ちゃんを誘導してあげること。

少しでも、吐き戻しで悩んでるママさんのお役に立てますように!


あみんでした

 


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