こんにちは、あみん(@amin78351841)です。
私が34歳のときに初めての妊娠が発覚。
8週目で繋留流産が確定し、
その1週間後には子宮内容除去手術(掻爬手術)を受けました。
現在36歳。
2回目の妊娠中で、妊娠後期に入りました。
胎動も毎日感じていて、再び小さな命を授かれたことに感謝してます。
私が繋留流産を体験した当時、不安でたまらなくて
わからないことも多くてネットでいろいろ検索しました。
なんで私なんだろう……って何度も思いました。
その後、2年かけて次の妊娠につながるまで
自分に起こったことを悔やんだし、受け入れられませんでした。
そんな私と似たような状況にある人に少しでも役立つ情報を伝えられないか。
私の体験が、誰か悩んでる人の目安になるんじゃないか。
1人じゃないよって伝えたい。
私もぐちゃぐちゃの嫉妬心と自暴自棄でめちゃくちゃだったよ。って伝えたい。
そう思ってこの記事を書きました。
それと私自身、1回目の妊娠のことを忘れないために。
私が繋留流産を経験した時の、
- 繋留流産と言われた時の赤ちゃんの様子
- 繋留流産のときの症状と、妊娠が継続したときの症状の違い
- 繋留流産が確定してからのつわりの症状
- 繋留流産の手術の詳細
- 手術後の痛み・出血
- 手術後、どれくらいで生理が再開したか
- 手術後、どれくらいで仕事復帰したか
- 手術後、どれくらいで妊活を再開したか
- 夫婦で流産をどうやって乗り越えたか
についての全てをまとめてみました。
この記事は私の体験であり、統計ではありません。
あくまでも、いち個人の症状として参考にしてください。
もし、自分の体に不安・不明なことがあるなら
私たち自分たちでは判断は出来ません。必ずお医者さんに相談してくださいね。
繋留流産と言われた時の赤ちゃんの様子
妊娠5週目、思いもよらなかった妊娠発覚
![](https://amin01.com/wp-content/uploads/2019/10/956dddbe509ccbdd98dbc25fe51bba9f_m-1.jpg)
生理予定日より5日遅れて、妊娠発覚。
予想してなかった妊娠だったので、旦那と喜びました。
その2日後、婦人科を初受診。
無事に胎嚢が確認できて、尿検査もHCGも正常値で順調でした。
2週間後、2回目の受診。
7週目に入っていて心拍が確認できてもいいころ。
胎嚢は成長していて、まん丸だったのが少し横長になってたのは覚えてます。
赤ちゃんも少し大きくなっていて、心拍確認したのですが…
赤ちゃんの心拍が聞こえない・機械で拾えないくらい弱いと言われました。
現地語で旦那も先生も話すもんだから、自分だけ話についていけず
でも、良い状態ではないのは私でもわかる。
「今回は、継続は難しいかもね。」
と先生に言われて、この時すでに手術の説明も受けました。
旦那も私も納得できず、
他の産婦人科を予約してセカンドオピニオンを聞くことに。
さっそく2日後にクリニックを訪れるも、
エコーで見た赤ちゃんの心拍は確認できず。流産決定となりました。
当時、妊娠発覚から流産確定までの日々をブログにつづってました。
感情的に書いてる部分もあるんですが、参考にのぞいてみてください。
繋留流産のときの症状と妊娠継続できたときの症状の違い
流産が分かる前のつわりはあった?なかった?
繋留流産が分かるまで2週間ほどでしたが、つわりのような症状はありました。
けど、今思い返してみると「とても軽いつわり」でした。
6週目からスタート
- ニオイに敏感になるが食べ物は食べれる。
(体臭系のニオイがダメになった) - 食べつわり・ニオイつわり・吐きつわりなどの確定したつわり症状がなかった
- 食べたいものと食べたくないものがハッキリしていた
(食欲がなかった) - 常にイライラしていた
- 胸の張り、かゆみ
- 夜、寝ている間のトイレが近い(平均2回はトイレに行っていた)
- 膀胱炎を発症
流産が分かった時は、
まだ7週目とかだったのでもしかしたらまだ序盤だったからかな?と思ったんですが、
今回の2回目の妊娠は、
同じ7週目でもニオイというニオイが全部ダメだったし、
食べ物がたべれない「吐きつわり」と「食べつわり」だと分かる症状がはっきりありました。
流産を経験した時は、女性ホルモンの変化がそれほど無かったように感じます。
7週目からスタート
- ニオイに敏感になる(体臭・食べ物・香水、、全てのニオイがダメ)
- 胸のハリ・かゆみ(早い段階で大きくなったし下着がきつくなった)
- すぐお腹がすいてこまめに食べていた(食べつわり)
- 夜、寝ている間のトイレが近い(膀胱炎なし)
- なんにもしてないのに、とりあえず気持ち悪い
症状は似てるんですが、今回の妊娠の方が明らかに体調もつらくて重くて。
想像していたよりもつらくて、
改めて「これがつわりかぁ〜!」と変に感心したのを覚えてます。
流産が確定してからのつわりの症状は?
婦人科で流産が確定してからは、気分からなのか?言われたからか?
軽くなったような気がしました。
食事もなぜだか食べれるようになったし、自炊してました。
今回のつわり時は料理するのもイヤだったのに(汗)
流産の時は、胸のハリの症状だけ続いていたのを覚えています。
流産を宣告されて、手術日を待ってた数日のあいだに、
生理痛のような下腹部痛が始まりました。
子宮が自然排出しようとしてるんだなーと思いました。
掻爬手術はどんな手術だった?
麻酔ありの半日入院、術後は帰宅できます。
私が受けた手術当日は次のような流れでした。
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”” title=”経膣プローブによる検診”]
- 施術医による問診・検診
子宮内を確認して、手術をするかどうかの最終確認をします。[/ti]
[ti label=”” title=”病室に通される”]
- 滞在する病室に案内され、手術着・もしくは持参のパジャマに着替える
血圧測定・手術の時間まで待つ[/ti]
[ti label=”” title=”手術開始”]
- 全身麻酔をしたので、寝てる間に手術が終わりました。
気付いたら、病室のベッドに寝てました。[/ti]
[ti label=”” title=”術後の処置”]
- 麻酔が切れてきて、すごく重たい生理痛のような痛みが襲う
看護婦さんが鎮痛剤をお尻に打ってくれました。 - 膣内に入れていたガーゼのような詰め物を取ってもらう
- 1時間ほど、病室で安静に。[/ti]
[ti label=”” title=”薬を処方してもらって退院”]
- 痛み止め・子宮収縮剤・抗生物質を処方してもらい、帰宅しました。[/ti] [/ptimeline]
私はヨーロッパ・セルビアに住んでいるので、手術もセルビアで行ないました。
なので、少し日本とは手順が違うところもあると思いますが
だいたいは似たような流れだと思います。
手術当日の日記ブログ。こちらも参考にどうぞ。
掻爬手術後の経過について
掻爬手術後の出血・痛みはどれくらいだったのか?
![](https://amin01.com/wp-content/uploads/2019/10/c974020474f62a709d4671941674a3e8_m-1024x683-1.jpg)
手術後の痛みは、薬を飲んでいたからか全然なかったです。
手術した直後の麻酔が切れた時が一番痛かったです。
めっちゃ重ーい生理痛がズーンッと…そんな痛みでした。
血の塊は出ず、鮮血のサラサラした血。4、5日でおさまりました。
手術当日・次の日は安静にしてたけど、
ベッドで寝てるだけが退屈で仕方なくて2日目から家の中を動き回って旦那に怒られる始末。
自分では「大丈夫だろ」と思ってたら、結局3、4日目に痛みが出てきてベッドで絶対安静になりました。自業自得。
掻爬手術から3週間〜1ヶ月後にナゾの痛みが出る
手術後は大きな痛みもなく出血も長引くことなく、順調でした。
が、仕事復帰した頃。
手術から1ヶ月経とうとするくらいから
右側の下腹部にツキツキする痛みが、時たま出るようになりました。
いつも右側だけで、左側はなんともなし。
継続的な痛みじゃなくて、瞬間的な痛みで少しすると収まる痛み。
大きな痛みじゃなかったのと、まだ子宮の回復に時間が要るのかな?と思って
はじめはあまり気にしていませんでした。
手術後どれくらいで生理が再開したか?
35日前後で生理が再開。
初めのうちは整理不順で長く続いたり、生理終わった2週間後に不正出血があって
右側のなぞの痛みも時たまあったので、不安になり婦人科に検診へいきました。
子宮頸部細胞診・内診、エコー検査もしましたが全て異常なし。
順調に子宮もキレイになってるよ、と担当医に言われ安心しました。
手術後、どれくらいで妊活を再開したか?
私たちの場合は遅い方で、私はもう少し早く再開したかったんですが
旦那が私の体調を気遣いすぎて
掻爬手術、5ヶ月過ぎてから仲良し再開、その4ヶ月後、本格的に妊活を開始しました。
サイトなどを見ると、
みんな大体1回目〜3回目の生理を終えたタイミングで妊活を再開しているようです。
掻爬手術の後すぐ妊娠することは可能だけど、子宮が荒れるので胎盤癒着のリスクがあるそうです。無事に妊娠するケースも多いですが、流産する可能性もあるそうです。
私の友達も手術後、3回の生理を見送って無事に次の月で妊娠しました。
手術で子宮が傷ついている状態で、手術後は赤ちゃんのための子宮のベッドがペッチャンコになってるという話を聞いたことがあります。
個人差はあると思いますが、自分の体がもう大丈夫だなと思ったら2、3ヶ月後に再開しても良いし、
ちょっと違和感があるなと思ったら次の赤ちゃんのためにも焦らず待ってもいいと思います。
私たちの場合は、ビビりすぎて待ちすぎちゃって
のちに不妊で悩むことになったので、待ちすぎもあまり勧めませんが…(汗)
他の人の口コミや体験も知りたいなら妊娠・育児総合アプリの「ママリ」がオススメです。
流産のときも、妊娠中の今もお世話になってます。
流産の経験をどうやって乗り越えたか
最後にメンタルの話を少し。
![](https://amin01.com/wp-content/uploads/2019/10/emma-simpson-mNGaaLeWEp0-unsplash-1.jpg)
妊活や妊娠する方法について書いてる人は多いのに、
やっぱりまだまだ流産の話ってタブーなとこがあるのかなーと思います。
つらいしね。忘れることもできないしね。
私たち夫婦は、なかなか乗り越えられませんでした。
私が初めて妊娠が分かった年は、
実の姉とちょうど妊娠がかぶった時期で、
「なんで私はダメだったんだろう…」って自分を責めたし、
親しい友達も立て続けに妊娠して、
妊娠報告を素直に喜べない自分がいて、
妊婦の彼女を見たくなくて、私の方から連絡を絶ってしまいました。
旦那と妊活を再開するも、毎回期待して生理が来るたびに号泣。
旦那を困らせてました。
当時はすごくネガティブで思いやりが持てなくて、心がブサイクになってました。
友達も傷けてしまう、そんな自分がイヤだったけど、
それでも、心の切り替えをするのはすごく難しかった。
毎回、生理が来るのがすごく空しかった。
流産と次の妊娠に向けて旦那と何度も話し合った
考えが少しずつ変わり始めたのは、妊活し始めて1年くらいたった頃。
私が号泣するたびに、励ましてくれて元気づけてくれた旦那。
私が後ろ向きだったのに、旦那は「絶対次は出来るから!」といつも前向きでいてくれた。
夜中、ふと「35歳…もう私には子供が出来ないんじゃないか」思って
泣いてしまう時もあって、
そのたびに旦那が向き合ってくれて、話を聞いてくれて
これから2人でどうしていきたいのか何度も話し合いました。
後悔しないためにも、子づくりを諦めるのではなく挑戦は続けていこう。
けど、もし万が一出来なくても2人で暮らす生活も楽しいんじゃないか。
と違う選択も考えるようになりました。
![](https://amin01.com/wp-content/uploads/2019/10/women-holding-hands-1.jpg)
今回、私たちに起きた妊娠と流産という経験は、夫婦「2人」で成長できた出来事。
流産は悲しいことだけど、少しの間だけでも「親になる」喜びをもらえて、
その時間は決して無駄ではなかったなと。
子供がいなくても、自分のことを大切にしてくれる旦那がいるだけで私は幸せなんじゃないかって思うようになりました。
それからは、人生もっと楽しもう!ネガティブでいちゃもったいない。と思って、
実際は難しくても少しでも前向きに考えようと意識を少しずつ変えていきました。
ちょうど個人で経営している仕事も忙しくなってきて、
体調管理・食事管理を気をつけていた矢先に今回の妊娠が発覚しました。
自然妊娠でした。
まとめ
私が繋留流産した時の症状・手術後の様子をまとめました。
- 出血や下腹部痛などの自己症状はなく、
7・8週目の検診で心拍が確認できないと言われた。 - 吐き気などのつわり症状はほぼ無く、流産が確定してからはつわりも消えた。
- 手術後の出血は4、5日でなくなる。
- 生理は35日前後で回復。不順・不正出血もあったが子宮・卵巣には異常なし。
- 手術後、遅めの9ヶ月後に子づくり再開。
私がした経験は、もしかしたら他の人とくらべたらつらい経験ではないのかもしれない。
初期に起こる流産の15%は防げないもので、
私たちがジタバタしたところで何も変わらないものだった。
まわりと比べるものでは無いのかもしれないけど、きっともっとつらい経験をしている人はたくさんいる。
今回、妊娠を継続しているけどこれだって100%保障はないもので、
出産までも出産してからも何が起こるかわからない。
そんなことを考えるときりがないけど、
今回の経験は、確実に私たち夫婦の絆を強くしてくれたし
私の人生に大きな意味を残してくれました。
私の経験が少しでも、同じ状況の人たちに役に立てれば嬉しいです。
あみん