こんにちは!あみん(@amin78351841)です。
セルビアに来てはや3年目。
私が暮らす街は日本人は私1人だけの小さな街です。
毎日セルビア人だけに囲まれて生活している私。
セルビア人の全体的な性格をまとめてみました。
セルビア人と仲良くなりたい!
セルビア人の基本的な性格が知りたい!
と思っていたら読んでみてください。
1.気さくで人懐こい、人見知りしないセルビア人
セルビア人、人見知りしません。
初対面で会っても「あれ?知り合いだった?」と思うくらい気さくに話してきます。
例えば、
病院や市役所などで列に並んで待っていると
前後の人(もちろん初対面)が話しかけてくるのは日常茶飯事で、
道を歩いてると知らない車から道順を聞かれるのもしょっちゅう。
しかも、初対面でも冗談を言ってくる
日本だとありえないですよね。ツワものセルビア人。
以前、私がまだセルビア語が話せなかった時に買い物に行った時の話。
周りの人に「手伝ってください」が言えなかったとき、
通りすがりのおばあちゃんが話しかけてくれて助けてくれたこともありました。
セルビア人の中には
初対面にしては言葉遣いもフランクに
まるで友達に話すように話す人もいるので、
もしかしたら受ける人によっては
「馴れ馴れしい」「図々しい」ように感じるかも。
オーストラリア出身の私の知人がセルビアに来た時に
不愉快な気持ちになったと話していました。
彼らの国民性を理解してないと戸惑うかもしれません。
2.日本が嫌いな人はゼロ!超親日国セルビア
セルビア人に囲まれて生活していますが、
日本の文化を知らない人には会っても
日本が嫌いな人には1人も出会ったことがありません。
首都のベオグラードでさえも、
日本人はそう多く住んでいないので
まだまだセルビアで日本人に会うのがめずらしいのか
私が日本人と分かると話しかけられます。
大体の人が日本のいろんな文化の話をしてくれます。
セルビア人が運営している日本文化についてのサイトtagai.rs
特に若い人達はnに対しても好奇心旺盛な人が多く
子供の頃に見てた日本のマンガ・アニメ
ドラゴンボール・ワンピース・ジャングル大帝レオなど
詳しい人はジブリや攻殻機動隊を知ってる人も!
映画は、頭文字D・SAYURI・ラストサムライ・黒沢明監督の映画など
昔の日本の歴史を舞台にした映画が人気のようです。
日本の歴史(特攻隊など)を知っていたり日本文化にも詳しいです。
なんと、味噌汁の作り方を知ってるセルビア人もいました。
年配の人の中では、
もちろん日本食を今まで一度も食べたことない人もいますし
日本とアジア他国がごっちゃになっている人もいて
「乾杯」のときに「チンチン」と言われてしまったりもするんですが
それでも年代関係なく共通しているのは、
日本に対してセルビア人の尊敬の気持ち。
約20年前の冷戦時や幾度となく日本がセルビアに支援したことを
多くのセルビア人が覚えていて感謝しています。
嬉しいですね。
簡単な日本語も教えてあげるとみんな喜んでくれます。
3.家族や友達との時間が一番。

家族との時間を大切にするセルビア人。
セルビアは日本のように残業をする人はほとんど居なく、
みんな定時で帰って家族と過ごします。
週末は大きな都市じゃない限り
スーパーやお店はほぼ休みで、ほとんどの国民が働きません。
セルビアでは
週末=家族や友達と過ごす時間 となっています。
私は、都内での1人暮らし期間が長く
家族と離れていて
なにか特別なことがないと連絡しないくらいの距離感が普通になっていたので、
セルビアに来て始めのうちは、
今までの生活とギャップがありすぎて少し戸惑いました。
週末の度に、家を訪ねてくる親戚や友達やご近所さん。
少なくとも週に1度は誰かしらの訪問があるので家はいつもにぎやか。
日本では時間に追われ「時短」や「効率的」を考えて生活していたので
セルビアのゆったりしてるスローライフにヤキモキすることもありますが
ときおり「時間」を「何のために」使うのか
「時間の使い方」を改めて考えさせられることもあります。
後は、病院や銀行の待ち時間をもう少しスピーディに効率よくしてくれたらなぁ…
4.愛国心強すぎる熱血漢セルビア人
セルビア人と深くいろんな話をしている時に感じるのが、セルビア人の深い「愛国心」。
「セルビアは美しい国。」
「セルビアの医者はスマート!」
「セルビア出身のスポーツ選手はセンス抜群!」
と、みんな自国に自信と誇りを持っています。
特に政治とスポーツについては熱く自国愛を語ってくれるセルビア人。
NATO冷戦やユーゴスラビア分裂などさまざまな問題に直面してきたセルビア。
今現在進行で行われているコソボとの問題も同じく。
常に自国や隣国間での出来事が自分のすぐ身近にあって、
子供大人関係なく国民が「国」について
考えさせられる環境が「日常の一部」になっているように思います。
私は政治的な事は疎いのですが
旦那と義父さんはよく政治の話でヒートアップしてます。
旦那の友達と一緒にいる時もよく政治の話になります。
他国に住み移った人も「やっぱり住むならセルビアが一番!」
と自国セルビアを愛しすぎて帰ってきてしまうセルビア人もいるくらい。
みんな、セルビアの経済状況もセルビアへの不満ももちろんあるし理解しています。
それでも自国が好き。
セルビアの気に入ったところを素直に誉めてあげると
きっと喜びますよ。
5.小さなことは気にしない楽天家・セルビア人
楽天的で小さなことは気にしないセルビア人。
長期的なスパンで物事を考えず
「今」を楽しもうよ!という心意気の人が多いです。
セルビアの結婚式や祝日も例外ではありません。食べて飲んで踊って唄って祝う!
お昼から始まり翌日の明け方4・5時まで続くのは当たり前
祝い足りない家庭は3日間にわたって祝い続けます
その日が楽しければ良い!とあまり先のこと考えず
特に祝い事に対しては大判振る舞いな面もあり、
そのお金はどこから…と私が心配になるくらい。
「明日は明日の風が吹いてもなんとかなるさ!」と考えるのがセルビア人。
セルビア人のおおざっぱさは日常の何気ない生活のなかにも見られます。
大型スーパーでの会計のとき。
私がもし端数の小銭5〜10円持っていなかったら
「いいよ、今度来たときで。」と言われたり
逆にレジの中にお客に返す小銭が5〜10円無かったら、
足りないまま返されたり。
うーん、小銭といえど日本じゃ考えられない
仕事に関しても、
用意周到に先のことを考える習慣がないのか
その時が来たらそのつど対応すればいいという考えなのか
マニュアル通りには仕事をしないが
その反面、臨機応変力と要領が良いのもセルビア人。
仕事に関してもスーパーに関しても、
クレームを言うお客はめったにいません。
おおらかなお客さんが多いことも
小さなことは気にしないセルビア人の性格から来てるんじゃないでしょうか。
まとめ
日本人の国民性とは全く違うセルビア人の国民性・性格。
セルビア人の性格を
セルビア在住の私があらわすとするなら、
「おせっかい焼きのおしゃべり好き」
「負けず嫌いだが詰めが甘い」
「言ったことすぐ忘れるのに憎めないやつ」
と言ったところでしょうか…
「セルビア人男性の性格をまとめてみた」も参考にしてみてください。
まだまだ謎のベールに包まれているセルビア人情報、役に立てたら幸いです。
セルビア人との楽しい交流になりますように~!
Amin
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